クリーンルーム

クリーンルーム(clean room , CR)とは、空気清浄度が確保された部屋のことである。
工業用途
電子工業用途で半導体集積回路、液晶パネル、プラズマパネル、マイクロマシンの製造工場においては必須となっている。これは集積回路の焼付け工程において、塵埃が隣接する回路との短絡、あるいは欠損を引き起こし不良が発生するため、清浄空間での作業が必要とされるからである。他に精密機械などの製造工場がクリーンルームとなっていることがある。
医療用途
手術室、医薬品や化粧品の製造所(の一部)、滅菌医療機器の製造所や滅菌室などがクリーンルーム化されている。塵埃を排除すれば細菌類も排除できるため、手術室などを清浄化すれば細菌に起因する汚染を予防できるという考え方に基づいている。
空中浮遊菌数と空気清浄度の5.0μm以上の粒子数はおよそ比例傾向(絶対評価ではない)にある事が多い為、クリーンルームとして空気中の浮遊微粒子数を制御している。但し、細菌類は単純に空気清浄度のみ制御すれば抑制できる物ではなく、定期的な殺菌消毒やクリーンルームの運営方法、人員の入退室方法を適切に管理する必要がある。
細菌を含め、異物、虫などの混入できない環境で食品製造を行うことが品質確保の面で必要な場合に、調理場や製造ラインをCR化する場合がある。
ハザード
放射能が外部へ流出しないよう、また、遺伝子組み換えなどの実験が行われる場所での排気を通して外部に有害物質が持ち出されることのないように、排気の塵埃を除去する場合がある。厳密に言えば、中が汚れていても外部を汚さないという点で通常とは逆のクリーンルームの考え方となるが、基本的に構造上同じ設備を逆向きに設置することとなる。生物的なハザードという意味で、バイオハザードルームと呼ばれたりする。
関連項目
- クリーンルーム
リンク
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